旧暦とは何だろう?【3S&JAYA】

こんにちは。池袋東口から徒歩5分圏内にあるアジア言語専門スクールのJAYAランゲージセンターです。

 

さて、中国は春節の連休真っ只中ですね。先日まで他の国でも旧正月ムードでした。旧正月は東アジアの国々で祝される行事で、 中国、台湾、韓国、ベトナム、マレーシア、インドネシアなどでお祝いされてます。

 

そ中国や韓国、ベトナムなどの旧正月の日にちは「太陰太陽暦(旧暦)」によって決まります。なんとなく知っていても、日本人にとってはあまりしっくり来ないという方も多いのではないでしょうか。

しかしながら、日本でも明治初期までは旧暦(太陰太陽暦)を使っていました。現在使用されている暦は「太陽暦(グレゴリオ暦)」と言って、太陽暦という名の通り『太陽』の周りを地球が一周することで換算される暦です。

旧暦は『太陰太陽暦』と言い換えることができます。これは太陽で換算される『太陽暦(新暦)』と月の満ち欠けが関係している『太陰暦』の両方を取り入れた暦だそうです。

 

『太陰太陽暦』について、より調べてみると以下の通りです。

月の周期で数えた『太陰暦』の1年は約354日。しかし太陽の動きは1年約365日。比べると約11日ほど短くなります。3年も経てば33日(約1カ月)も短くなってしまい、季節がどんどんズレてしまいます。そのため3年に一度、1年を13カ月とする閏月(うるう月)を設けました。それが『太陰太陽暦』」です。『太陰太陽暦』は、生物に密接な月の満ち欠けと、季節に関係した太陽、その両方を考慮した暦なのです。

 

旧暦について、理解を深められましたでしょうか?国によっても微妙に異なるようなので、いろいろ調べてみても面白いかもしれませんね。