多言語・多民族国家のディープな文化

インドネシア語とは

インドネシア語は話者数が世界第4位というメジャーな言語であり、 世界でも重要な言語のひとつといえるでしょう。 近年のインドネシア経済は急速に発展し、アジアの新興国の中核になっています。 今後は日本人がインドネシアへ渡るだけでなく、インドネシアから日本への 渡航者数が増えることも予想されます。 さらに、インドネシアは石油、石炭などの天然資源が豊富な国。 各国との取引の対象であることを考えると、インドネシア語は非常に ビジネスチャンスの高い言語ともいえるのです。

インドネシア語の今昔

インドネシア語の始まりは多くの説があり、ミナン語という地方方言から 派生したものという説やマレー語の一方言とした説があります。 やがて人口が増えるとともに多言語の中にも統一言語を加える必要性を感じ、 現在のインドネシア語が核の存在となりました。 このことで、400以上の種類を持つ多言語民族の言葉の壁がなくなり、 誰とでもコミュニケーションを取ることが可能となりました。 広大な列島であるインドネシア共和国では、このような統一した言語が存在することは、 多民族の生活基盤を支えるのはもちろん、旅行者にとっても 安心できる材料の1つなのです。

インドネシア語は難しい?

インドネシアの島嶼地域では島が変わると言語が変わると言われます。 そんな中で共通語の役割を果たしているのがインドネシア語なのです。 世界で最も簡単な言語とも言われ、発音も大変簡単です。 畳語と呼ばれる重複語が特徴的です。