ベトナム語の基本的な発音について

ベトナム語を習得するなら発音についても押さえておくべき

ベトナム語を文字として習得するのは比較的簡単かもしれませんが、喋るとなると状況は変わってくるでしょう。
実はこの言語を習得するためには、厄介な発音の問題にぶち当たるかもしれません。
アルファベットがベースになっているベトナム語ですが、声調符号が加わることで、とても発音しづらくなります。
声調というのは、日本人には馴染みがないため、慣れるまでは悩まされることでしょう。
でも深く考える必要もなく、単純に母音、子音、声調符号が組み合わさっているだけなので、実践しながら学ぶと意外と早く習得できるかもしれません。
発音についてはテキスト相手に練習をするものではなくて、人間相手に教わることで早くマスターできるようになります。
ですから可能ならばベトナム人相手に練習する環境を作ることが重要なのです。
上に母音と子音と書きましたが、ベトナムには母音の数が12種類あります。
日本語の母音は5つしかないので、一見すると難しく感じるかもしれません。
子音に至ってはベトナム語が28個になりますが、日本語は14個です。
もちろんそれに加えて声調も加わるため、ある程度の根気は必要になります。
ですが、各国の言葉も同様にマスターするためには努力が必要になり、日本語の文字だとひらがな、カタカナ、漢字があり、さらに話し言葉になると微妙な言い回しも出てきます。
簡単に見える日本語の話し言葉もかなり難しいと言えます。
努力さえ惜しまなければ問題なく習得することができ、現地人相手にしっかりと話すことができるでしょう。

ベトナム語の発音について

ベトナム語を話すなら知っておきたい「頭子音」と「末子音」。
これらは声調符号や母音、子音同様重要視されるものです。
そもそも頭子音と末子音があるからこそきちんと発音ができて、相手に伝えることができます。
そして声調は全部で6種類あり、符号の付き方により微妙に聞こえ方が違い、さらに意味は全く異なります。
これは経験で覚えるしかないので、何度も聞いたり発音してみるしかないでしょう。
確かにはじめてこの6種類の声調を聞くと圧倒されると思われます。
しかし基本を覚えることができたらあとは応用するだけなので、難しく考える必要はありません。
それにベトナム語はアルファベットが元になっているので、きちんと発音はできずとも、ある程度は読むことができるので、その点はメリットだと言えるでしょう。