タイ語の疑問文について

タイ語の疑問詞

疑問文は日常会話でよく使用されるものですので、タイ語を学習するうえで非常に重要です。
タイ語にも英語と同じように5W1Hが存在します。
5W1Hとは「なにを」、「いつ」、「どこで」、「なぜ」、「だれが」、「どのように」ですが、タイ語では「なにを」は「アライ」、「いつ」は「ムアライ」、「どこで」は「ティーナイ」、「なぜ」は「タンマイ」、「どのように」は「ヤンライ、ヤンガイ」が基本の疑問詞になります。
他には「いくら?」を「タオライ」、「いくつの〜?」は「ギー」、「どの~?」は「~ナイ」となります。
疑問詞の基本を覚えて練習することで、タイ語の習得を早めることができるでしょう。

タイ語の疑問文で気をつけたいこと

疑問詞を覚えたら、次は疑問文についても知っておきましょう。
タイ語で普通に「~ますか?」と聞く場合は「~マイ?」を使用します。そして、相手に「~でしょ?~だよね?」と確認を取りたい場合は「~ チャイマイ?」になります。「~できる?」と可能について聞きたい時は「~ダイ マイ?」になります。
この辺りの疑問文は日本語にもあり、日本人も会話でよく使用するため、タイ語で使用する際も違和感なく使えると思います。
そんな中、日本人が少し使いにくい疑問文があります。それが「〜ルー プラーオ?」です。
この疑問文は「行く・行かない」「おいしい・おいしくない」のようにYESとNOをはっきりさせる聞き方です。
タイ人からすると、はっきり聞いても気にはならないため、会話の中で頻繁に利用されますが、日本人は「遠回しに聞いて、遠回しに答えて、察する」という文化があるため、はっきりと聞く事をためらったり、使用するタイミングが分からなかったりしてしまうからです。
もし使うタイミングが分からなかったら、まずは「〜ルー プラーオ?」以外の疑問文を使って会話をしてみて下さい。